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歯周病について

歯周病は、虫歯以上に歯を失う原因であり、日本人成人の4人中3人が歯周病と言われています。自覚症状が少ないことから症状が重症化することが多いです。手遅れにならないために、予防や早期の治療が重要です。
当院は、歯周病内科学会認定施設ですので、位相差電子顕微鏡を用いた特別な歯周病検査、歯周病治療を提供しています。
治療はまず、位相差顕微鏡で口の中に感染している細菌・真菌・原虫などを特定し、動画管理システムに記録します。その後、それらの微生物に感受性のある薬剤を選択し、歯周病を内科的に治します。この治療法は、術前・術後の状態が一目瞭然に画像で示されるという利点があります。また、はっきりと自覚できる程の、歯茎からの出血や排膿が短期間で改善されます。口臭についても効果があります。

歯周病は全身疾患とも関連するとてもこわい病気です

歯周病の多くは、原因であるプラークや歯石を日頃の歯磨きや、定期的な歯科検診などを受けることにより除去することで予防することができます。
歯肉は体の中でも非常に敏感な組織です。またお口の中は全身の中でも微生物、細菌などが最も多く存在している場所でもあります。そしてあらゆる全身疾患と歯周病の関連性が近年の研究により指摘され始めています。歯周病との関連を挙げられているものには呼吸器系疾患、心疾患、糖尿病や不妊、早産などがありますが、なかでも糖尿病との関連は深く糖尿病は歯周病を悪化させる大きな原因のひとつでもあるのです。
重症の歯周病になり、口の中に歯周病を引き起こしている細菌が多くなると、血液や呼吸器内に入り込み、心筋梗塞・動脈硬化症・肺炎・不妊症・早産などを引き起こしやすくします。

当院の治療方針

  • 歯周病内科学会の認定機関として、特別な歯周病検査と治療を提供します

    国際歯周内科学研究会は、当院の岡部俊一と熊本の生田歯科医院で院長を務める、生田図南先生によって設立された研究会です。当院は研究会の認定機関に指定されており、より専門性の高い歯周病検査と治療の提供に努めております。

    当院の歯周病治療では、まず基本的な歯周検査に「位相差顕微鏡」を使用。採取したプラークに潜む細菌を、リアルタイムで観察できる特殊な顕微鏡です。細菌の様子はモニターでご覧いただけますので、ご自身のお口の状態を知ることにつながります。

    その後は歯周病の進行状態など、患者様の症例に合わせた治療を提供します。歯周病の改善には治療だけでなく、ご自宅での正しい歯磨きなどのセルフケアも欠かせません。患者様と協力しながら治療を行うと、位相差顕微鏡で確認できる細菌量も少しずつ減っていき、いずれ歯周病に負けない清潔なお口の環境が作られていきます。

  • 歯周病認定医・専門医が
    位相差電子顕微鏡で口腔内を検査し、お薬を処方します

    採取した歯垢(プラーク)から、位相差電子顕微鏡によって歯周病菌の状態を検査できます。約400倍の倍率で観察でき、歯周病菌の種類や量などが明らかになります。患者様の症例に合わせた適切な歯周病治療のサポートにつながり、歯周病菌の減少や進行を止めるなどの効果が期待できるのです。
    歯周病は歯周病菌が骨を溶かす病気であり、適切に治療を進めなければ改善につながりません。当院では位相差電子顕微鏡を使用し、患者様のお口や歯周病の状態に合わせた治療の提供が可能です。

    位相差電子顕微鏡とは?

    位相差電子顕微鏡とは、歯周ポケットから採取したプラークを約400倍の倍率で拡大し、歯周病菌の種類や量などを検査できる専用の電子顕微鏡です。位相差電子顕微鏡を通じて歯周病や炎症の状態が明らかになり、より正確な歯周病治療の提供が期待できます。

  • 患者様の状態に合わせて、SGF治療を行います

    歯周病の悪化で歯周組織の破壊が進み、歯肉が下がっていたり顎の骨が溶けていたりなどの場合は、「歯周組織再生療法」の適用を検討します。
    当院では、乳歯の歯髄幹細胞を培養した上清液(上澄み液)を用いる「SGF療法」を行い、歯周組織の再生をサポートしております。

歯周病の予防には
口腔内のメインテナンスが
効果的です

歯周病を予防するには歯の表面や歯と歯の間、歯と歯肉の境など、かなり行き届いた歯磨きが必要です。本人は充分磨けていると思っていても、実際には歯ブラシだけでは不充分な事がよくあります。
そのために、歯科医師や歯科衛生士による各個人に合った歯ブラシと補助的な清掃用具(フロス・歯間ブラシ等)による歯磨き指導を受ける事をお奨めします。
また妊娠中の妊婦には妊娠性歯肉炎という特徴的な疾患があり、これが上述した早産につながっている可能性があります。専門的な歯周治療が行える歯科医院での検診や治療をお勧め致します。

歯のメインテナンス