HALITOSIS 口臭外来

仮性口臭症

「仮性口臭症」とは、周囲に指摘されていないにもかかわらず、口臭に不安を感じている状態です。検査やカウンセリングにより、不安な気持ちが改善しやすくなります。口臭は誰にでも存在するものであり、過度に気にしすぎないことが大切です。

原因となる主な病気

• 胃腸の病気

  胃腸の機能低下が原因で腸内に溜まった食べ物が発酵し、強い口臭を放つ場合があります。

• 呼吸器系の病気

  呼吸器系の病気に感染すると、気道などに生じる炎症が原因で細菌が繁殖し、口臭が気になる場合があります。副鼻腔炎・蓄膿症・気管支炎などには注意が必要です。

• 肝臓の病気

  慢性肝炎やアルコール性肝障害など、肝機能の低下が原因で毒素が分解されにくくなり、口臭が発生する可能性があります。

• 腎臓の病気

  腎機能の低下により、体内の毒素を排出することが難しくなります。体内に溜まった尿毒素は強いアンモニア臭を放ち、血流によって全身をめぐる過程で口臭が発生します。

• 糖尿病

  糖尿病が原因で発生する「ケトン体」は、非常に強い臭いを持っています。また、糖尿病による慢性的な体内の水分不足で唾液の分泌量も減り、口腔内の乾燥が口臭を引き起こす場合もあります。

• 耳鼻咽喉科の病気

  耳鼻咽喉科系の病気が原因で細菌が繁殖し、口臭の原因になることがあります。その場合は歯科治療だけでなく耳鼻咽喉科で治療を受ける必要がありますが、当院は江戸川区の病院と医療提携をしているので総合的な診療をご提供することが可能です。